実は高待遇で稼げる？！郊外キャバクラの魅力を知っていますか？

SNSやメディアで目にする有名キャバ嬢は、華やかな空間で沢山のシャンパンを開けていて、「都心のキャバクラ＝稼げる」「都心のお客さんは使う額も大きい」というイメージを持ちやすいですよね。

でも実際には、「都心だから稼げる」と考えるのは未経験の女の子にとって大きな落とし穴になることも多いのです。

ここからは、都心と郊外を比較しながら、ナイトワークを初挑戦する女の子にとって、本当に稼ぎやすい環境を紹介していきます。

高時給保証には期限がある

都心のお店では「平均時給20,000円以上」といった華やかな条件が打ち出され、全国から数多くの女の子を惹きつけます。

一見すると夢のような高額に思えますが、実際には競争率が凄まじく高く、実力と結果が伴わなければ維持することは難しい数字です。

ノルマを達成できなければ時給は下がり、場合によっては退店に繋がることもあります。
つまり「都心だから高時給＝安定して稼げる」というイメージは、非常に不安定な仕組みの上に成り立っているのです。

さらにシビアなのが「給率」の厳しさ。

給率とは自分の時給に対して、どれだけお店の売上に貢献しているかを示す基準で、数字が悪ければ待遇や在籍の継続に直結します。

もちろん郊外の店舗でも給率制度は適応されますが、キャストが多く競争の激しい都内ほどはシビアではなく、組数や勤怠などの他の部分で考慮してもらえることが多いです。

ですが都心の人気店では、実績や経験、そして自分のお客さんを持っていることは最低条件。

入店後は、早ければ2〜3ヶ月以内に最低限の給率を切らないといった結果を求められることもある競争の激しいエリアです。

例：時給10,000円・1日5時間・週4日（＝月16日勤務）なら

※引かれものを省いた単純計算とする

1日：10,000円 × 5時間 ＝ 50,000円
月：50,000円 × 16日 ＝ 800,000円（80万円）

給率＝総支給額÷売上

給率の目安と評価

• 40％前後 … 成績優秀。時給アップの対象になりやすい。
  
• 50％前後 … 標準的な目安。「まずはここを目指そう」と言われるライン。
  
• 80％以上 … 黄色信号。お店にとって赤字になりやすく、時給カットや出勤調整（希望のシフトより出勤を減らされること）などに繋がるリスクあり。
  
• 100％以上 … 完全に赤字。解雇の対象になる可能性も。
  

ただし、お店ごとに「客単価」「サービス料」「経費」が異なるため、同じ給率でもお店に残る利益は変わります。
そのため「必ず50％が標準」というわけではなく、60％以下ならOKとするお店も少なくありません。

つまり、お店から必要とされる最低ラインの売上は自分のお給料の2倍の額と覚えておきましょう！

保証期間内に80万円のお給料を貰う人は、2-3ヶ月後には最低160万円の売上が必要になります。

激戦区で埋もれるリスク大

都心のキャバクラには、全国から美人で経験豊富なキャストが集まります。
モデルやインフルエンサー、すでに売上を持っていて移籍して来た子…。
当然ながら、お客様の目も非常に厳しくなります。

そんな中に未経験の女の子が飛び込むと、どうしても比較対象にされて埋もれがちです。
「今日はヘルプにしか着けなかった」「フリーについても会話すらしてもらえない」そんな経験をしてしまうこともあるかもしれません。

華やかに見える都心の世界で、本当に輝けるのはごく一握り。
多くの子は「想像以上に厳しい」と気づき、早々に消耗してしまうのが現実です。

その結果、「保証期間内に辞めて別のお店に移ればいいのでは？」と考える子も一定数います。
しかし業界の情報網は意外と狭いため、結果を出さずに短期間でお店を転々として給料をもらえるほど甘い世界ではありません。

悪印象を持たれてしまい、結果的に新しいお店でも働きにくくなってしまう可能性が高いです。

未経験でも安心！手厚く迎えてくれる郊外

一方で、郊外キャバクラはキャスト不足に悩んでいるお店も多く、未経験者でも歓迎されやすい環境があります。

都心のように「保証が切れたら即リストラ」という厳しさはなく、一人ひとりを大切に育ててもらえる雰囲気があります。

お客様も地元の常連さんが多く、「新人だから応援してあげよう」と優しく接してくれることも少なくありません。

初めてナイトワークに挑戦する子にとって、この安心感はとても大きなポイントです。

また、将来的に都心で働きたいという願望がある方も、いきなり人気店に飛び込むより、まずは「郊外でNo.1を取った」「1,000万円を売り上げた」といった実績を作っておく方が得策です。

実績や肩書きがあるかどうかで、移籍した際の印象や評価が変わり、時給査定やつけ回しの優遇（沢山女の子がいる中でフリーのお客様を優先的につけてもらえるなど）にも大きな差が出やすいからです。

激戦区のナイトワークは「実績がすべて」と言っても過言ではない世界。
まずは自分のフィールドで結果を残し、その上で次のステップに進むのが、最も効率的なキャリアの積み方です。

郊外キャバクラの魅力：自分のペースで実績を積める

郊外のお店はキャストの数が都心ほど多くないため、未経験でも長い目で経験を積みやすい環境があります。

周りに左右されず、自分のペースで仕事に取り組めるため、学生や社会人のダブルワークでも気負わずに「お小遣い稼ぎ」感覚で働けるのも特徴です。

また、都心のように「即戦力」や「高い実績」を求められることが少ないので、やる気や数字に追われすぎず、ラフに続けやすいというメリットがあります。結果として、長期的に安定して働ける＝最終的には稼ぎやすいという側面もあります。

さらに、目立つ容姿の子でも都心では埋もれやすいのに対し、郊外の有名グループ店などでは「注目キャストを育てたい」という戦略から、都心以上の時給が提示されることも珍しくありません。
（希望する方は、ここで実績を作れば、その後に都心へステップアップする際も有利になります。）

待遇は都心並み、手取りはむしろ多いことも

「郊外は時給が低い」というイメージを持っている人もいるかもしれません。

でも実際には、キャストを確保するために都心並み、あるいはそれ以上の時給やバック制度を用意しているお店もあります。

さらに、ノルマや罰金が少ない分、プレッシャーも少なく働けるのが特徴。

結果的に「都心と同じ時給でも、手取りは郊外の方が多い」というケースは決して珍しくありません。

自宅近くで働けるから通勤もラク！

郊外のお店は、自宅の近くで働けるケースが多く、長時間の通勤や交通費の負担がないのが大きな魅力です。

仕事終わりもそのまま家まで直帰できるので、体力的にも余裕が生まれやすく、学業や趣味との両立もしやすくなります。

都心にも送迎制度はありますが、送迎範囲は実質20km前後が限界。
例えば、六本木から横浜といった距離になると、（特別目を引くスター性がある子以外は）面接の段階で断られてしまうのが現実です。
その点、自宅近くのお店なら無理なく送迎を利用でき、安心して働けます。

「都心だけが正解じゃない」稼げる場所は意外と近くにある

SNSやメディアで目にする華やかな世界に憧れて、都心で夢を追いたくなる気持ちは自然なことです。

でも、未経験のままいきなり飛び込んでしまうと、経験豊富なキャストと比べられて消耗してしまうのが大半の現実です。

一方で、郊外のお店には未経験でも歓迎されやすい環境が整っています。

数字に追われすぎず、自分のペースで経験を積みながら働けるため、結果的に安定して稼げるケースも少なくありません。

さらに、「実績を作ることで次のキャリアの幅を広げられる」という大きなメリットもあります。

肩書きや経験は、今後どこで働いても必ずプラスに働く武器になります。

大切なのは「都心か郊外か」という単純な二択ではなく、自分に合ったフィールドや環境を選ぶこと。

無理に憧れを追うよりも、自分が輝ける場所を選ぶことが、長く稼ぎ続けるための近道なのです。

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「どのお店がいいかわからない…」と迷った時は、ぜひお気軽にご相談ください。