ラウンジとキャバクラの違いがよくわからず、働くならどちらがいいのかなやんでいる女の子も多いでしょう。
「楽しい会話とお酒で、お客様に満足度の高い時間を提供する」という点では、ラウンジもキャバクラも同じですが、お店の雰囲気や、女の子に求められる仕事内容は異なります。
また、ラウンジとキャバクラとでは、どちらが稼げるのかも気になるところです。
この記事では、ラウンジとキャバクラの違い、女の子の仕事内容の違いを紹介します。さらに、ラウンジとキャバクラとでは、どちらが稼げるのかについても、稼ぎ方へのスタンスを踏まえたうえで解説をしています。
ラウンジとキャバクラの違いを知りたい女の子や、どちらで働こうか迷っている女の子はぜひ参考にしてくださいね。
地方ラウンジの給料・時給情報
地方ラウンジの仕事・アルバイトの平均時給は約2,960円です。
1日5時間、週4日勤務した場合およそ59,200円、月給換算すると236,800円、年収換算では2,841,600円ほどがベースとして稼げる計算になります。
上記のベース金額に「指名料」「同伴」「ボトル/ドリンク」など各種バックがインセンティブとしてプラスされます。
ラウンジの仕事・バイトの給料分布を見ると3,001~3,500円のゾーンがボリュームが一番多く、平均時給の2,960円はこのゾーンよりも低い水準に位置しています。
給与幅は1,800円~4,900円と幅広く、「高級店」など店舗のコンセプトや立地、経験や接客スキルの有無によって給与額が異なります。
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地方ラウンジとキャバクラの違い
地方ラウンジとキャバクラの店内
ラウンジもキャバクラも、女の子がお客様を接待しながらお酒などの飲食を提供するお店であることは同じです。しかし、雰囲気や接客スタイルなどがキャバクラとは異なります。
雰囲気の違い
ラウンジは上品で落ち着いた雰囲気のお店が多く、ゆったりと会話を楽しむ空間のお店が多い傾向があります。
ラウンジのなかにはママがいるお店もあり、ママの方針によってお店のルールや雰囲気が違うのもラウンジの特徴といえます。
キャバクラは明るくにぎやかなお店が多い傾向があります。また、キャバクラにはママがいません。
ワイワイとにぎやかに振る舞うのが苦手な性格の女の子は、ラウンジのほうが合っている可能性があります。
反対に、ウィットに富んだ会話よりもノリのいい会話スタイルのほうが気楽に感じる女の子は、キャバクラのほうがマッチしているかもしれません。
接客スタイル
ラウンジでは、複数の女の子でお客様を接客します。ラウンジでは、お店、またはお店のママのお客様をキャストみんなでおもてなしします。
キャバクラは、お客様に対してキャストがマンツーマンで接客するため、接客スタイルもラウンジとキャバクラとでは大きく違っています。
やや語弊があるかもしれませんが、ラウンジはチームプレー、キャバクラは個人プレーでお客様をもてなすと考えるとわかりやすいでしょう。
指名システム
ラウンジでは、指名システムがないお店も多くあります。また、指名システムがある場合も、ラウンジでは「担当(係)制」になっているケースが多いようです。
ラウンジで一度担当が決まると、お客様は他の女の子を担当とすることはできないルールになっています。担当制は、いわば「永久指名」のようなものです。
キャバクラの場合は、ほぼ必ず指名システムがあります。キャバクラでは、お客様は指名するキャバ嬢を変更することも可能です。
指名システムがあるからこそ、たくさん稼ぐチャンスを得られるという考え方もありますが、指名システムをプレッシャーに感じる女の子も少なくありません。
指名システムが心理的に負担だと感じる女の子は、指名制度のないラウンジのほうがのびのび働けるかもしれません。
反対に、指名制度があったほうがモチベーションが上がるという女の子は、キャバクラまたは指名システムがあるラウンジ向きといえるでしょう。
女の子の服装
ラウンジで勤務するときの服装は、ワンピースなど女性らしく上品なものがふさわしいとされています。デートで高級レストランに行くときのような服装をイメージするとわかりやすいかもしれません。
キャバクラでは、華やかで露出が多めのドレスでの勤務を求められるケースがほとんどです。キャバクラでは、ドレスに合わせて出勤前にプロにヘアメイクをしてもらうこともあります。
ラウンジ勤務ではドレスアップやヘアメイクを求められないため、素に近い状態の服やメイクで働けるといえるでしょう。
「せっかく夜の仕事に就くなら、より華やかな服やヘアメイクで仕事をしたい」と考えている女の子は、キャバクラのほうが楽しく働けるかもしれません。
関連記事:ラウンジで採用される容姿レベルとどんな女性が受かりやすいかを解説!
ラウンジとキャバクラではどちらが稼げる?
ラウンジとキャバクラではどちらが稼げるかは、お店のエリアや客層、女の子の容姿や能力によって変わるため、一概にいえません。
しかし「お給料が安定しやすいのはラウンジ」「努力次第で青天井に稼ぎやすいのはキャバクラ」と考えると、どちらが自分にとって稼ぎやすいか見当がつくはずです。
また、お店によっても給料体系やバックのシステムが異なります。「ラウンジだから稼げる」「キャバクラだから稼げる」と安易に考えるのではなく、自分の稼ぎやすい給料体系を採用しているお店を選ぶのがベターです。
会員制ラウンジのお給料とキャバクラのお給料
会員制ラウンジの多くは時給制をとっており、東京都の相場で4000円程度です。
高級店であれば時給7000円以上になることもあります。指名システムやノルマがないお店が多く、時給に加算してもらえるインセンティブがない反面、入店時の時給より下がる心配もありません。
キャバクラの時給は東京都の相場で3,000円~50,000円くらいが目安です。
キャバクラの時給は、売上、指名数、同半数などによって変動することも多く、入店したときの時給よりも上がったり下がったりする場合があります。
時給のほかに、指名料・同伴料・ボトルバッグなどがお給料に加算されるため、たくさん指名をとったりお酒をおろしてもらったりすることで、お給料を大きくアップさせることが可能です。
また、ラウンジ、キャバクラともに、お給料は時給制だけではありません。本指名のお客様が使った金額の約40%~60%をお給料としてもらう「完全売上制」といったシステムもあります。
ライフスタイルや自分のタイプや希望にあった稼ぎ方から、ラウンジで働くかキャバクラで働くかを考えてみましょう。
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ラウンジ以外の夜職の給料もチェック!
ここからは、ラウンジ以外の夜職について、時給相場や特徴などを整理していきます。特にこれから夜職デビューとなる方は、どんな違いがあるのかをおさえてからお店選びに進むと、よりスムーズにあなたに合うお店と出会えるはずですよ♡
キャバクラ
入店時時給相場:2,500円~50,000円
ノルマ:あり
夜職の王道とも言えるキャバクラは、時給が安定して高い傾向にあるのが特徴です。地方でも東京や大阪とそれほど大差ない時給でスタートできるので、「まずは高時給でモチベーション高く始めたい!」というタイプの方におすすめ。
ただし、毎月の売上や同伴回数に課せられるノルマは厳しめ。最初の数カ月は時給を保証してもらえますが、保証期間が過ぎれば逆に時給が下がるケースもあります。
キャバクラで上手に稼いで行けるかどうかは、入店後の数カ月にかかっていると言っても過言ではありません。
ガールズバー
入店時時給相場:1,200円~3,000円
ノルマ:なし
ガールズバーは法律上の立ち位置が一般的な飲食店のため、他の夜職のように近い距離感での接客やノルマがありません。夜職への不安が強い方・カジュアルな雰囲気でノルマなく働きたい方におすすめです。
ガールズバーはお店によって独特のコンセプトを持っていることが多く、バニーガールやメイド風など、着用する衣装にもコンセプトが反映されます。ガールズバーで働くなら、自分のルックスやキャラクターが活かせるコンセプトのお店を選ぶのがポイントです♪
スナック
入店時時給相場:1,800円~3,000円
ノルマ:なし
スナックも、一般的にはラウンジ同様にママがいます。夜職の中では時給相場が低く、バックなどもあまり期待できないジャンルではありますが、アットホームな雰囲気の中で働きたい方にはおすすめです。
客層も30代後半以上が中心のため、比較的落ち着いています。また、基本的には常連客で回っているのがスナックの特徴でもありますので、初対面接客のストレスは少なめです。
クラブ
入店時時給相場:4,000円~25,000円
ノルマ:店による
上記したとおり、時給相場もノルマも、かなり開きがあるのがクラブ。東京や大阪ではエリアによってのランク分けも分かりやすいですが、地方の歓楽街になると実際にお店を見てみないとどのレベルか分かりません。
「高時給だけど採用基準もノルマも厳しい」「時給は低めだけどノルマなしで働ける」など、いろいろなクラブがありますので、体験入店してしっかりとチェックしてくださいね。
まとめ:ラウンジとキャバクラは仕事内容も稼ぎ方も異なる
「お客様と会話をして楽しい時間を過ごしていただく」という点ではラウンジもキャバクラも同じですが、お店の雰囲気、接客のスタイル、指名やペナルティの有無などは異なります。
これらはお店によって決まる部分も多いため、一概にラウンジだから…、キャバクラだから…、ということはできませんが、大まかな傾向としては違いがあるといって差し支えないでしょう。
キャストに求められる仕事も、ラウンジ嬢とキャバ嬢とでは異なり、お客様へ営業する際のアプローチもそれぞれにふさわしい方法が求められます。
ラウンジで働こうかキャバクラで働こうか迷っている女の子は、お店の性質や働き方の違いを踏まえつつ、自分に合ったお給料体系の仕事やお店を選ぶ必要があります。
無理なく安定的な収入を得たいのか、収入が不安定でも大きく稼ぎたいという気持ちがあるのかといった点も考慮するとよいでしょう。
なかなか決まらない場合は、ラウンジとキャバクラそれぞれへ体験入店をしてみて、雰囲気の違いを体験したり、わからない点をスタッフに聞いてみたりするのがおすすめです。
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