キャバ嬢が覚えておきたいトーク術！指名を増やすための会話のコツとテクニック

キャバクラなどで働く女の子にとって、大きな悩みとなるのが《お客様との会話》ではないでしょうか？

特にお仕事を始めたばかりの初心者さんや、夜のお店で稼いでみたいと考えている子も、実際に上手く話せるかどうか不安になることもあると思います。

『初対面のお客様と自然に楽しく話せる自信なんてない…！』

『もともとトークが上手な女の子しか働けないのかな？』

そんなことはありません！

キャバクラなどで働く女の子で《人見知り》な子は意外と多いのです。

お客様は高級クラブにいる”一流ホステス”などの、プロ級の会話を求めているわけではなく、いたって”普通の女の子”であることに魅力を感じるみたいです。

プライベートの時と同様に、フレンドリーな感じでお喋りすれば大丈夫！

とは言え、お仕事であることに変わりはないので《話し方のイロハ》や《コレさえ押さえておけば安心》といったトークネタをご紹介していきます。

キャバクラで使える話し方のコツをご紹介

いくら会話のネタをたくさん用意していても、それを活かせなかったら意味がありませんよね。

まずは、すぐに取り入れられるコミュニケーション術をチェックしてみましょう。

背筋を伸ばしてみる

背中が丸まってしまうと声も小さくなって自信がないように見えてしまいます。

姿勢を正し背筋を伸ばすだけでよりキレイに、魅力的な女性にみえます。

お客様からも『この子と話したい！』と興味を持ってもらえるはずです。

口角を上げる

笑顔で接客することを意識していても、緊張してしまうこともあるでしょう。

また、お客様のドリンクを作ったりテーブルの片付けをしたりしている時は、つい真顔になっているかもしれません。

店内を移動する際も口角を上げて歩いたり、自然な笑顔を保てるように鏡を見ながら練習したりしてみましょう。

口元がにこやかなだけで印象が格段に良くなります！

男性に人気の「モテ顔」とされる女優さんや女性タレントさんの笑顔をお手本にするとイメージしやすいです。

相手の方を向く

接客中は、体ごとお客様の方を向き、目を合わせて話すようにします。

違う方向を向いて話をされたり目を見て話してもらえなかったりする時は、どんな人でも『自分とは喋りたくないのかな…？』『興味が無いのかな…？』と不安になってしまいます00。

普段、家族や友達と会話する時は自然と相手の目を合わせて話していると思いますが、お客様に対しても同様に接客してみましょう！

『しっかり目を見るのはちょっと苦手…』そんな女の子は、相手の《左目》を自分の左目で見るようにするといいです。

左目は感情をつかさどる右脳と直結していて、お客様は「この子は自分に興味を持ってくれているんだ」という気持ちになるそうです。

ぜひ試してみてくださいね！

関連記事：キャバクラ面接徹底解説！よく聞かれるQ&Aと高時給採用のコツとは？

声の出し方やスピードも意識してみる

お客様と話すことに慣れていない時や緊張している時は、声色が低くなったりぼそぼそと早口で話してしまったりすることもあると思います。

それではせっかく一緒に会話していても、お客様にしっかり伝わっていないかもしれません。

まずは声色ですが、「ドレミファソラシド」の音階で「ソ」の高さがアナウンサーなども意識的に発しているトーンだそうです。最初に話す一文字目や言葉を「ソ」の高さで出せるようになると良いでしょう。

日本語は他の言語に比べてメリハリのないとも言われるため、話すスピードをゆっくり、抑揚をつけて話すと、お客様にも伝わりやすくスムーズな会話ができます。

会話のバランスに気をつける

『何か話さなきゃ…！』と思って自分の話ばかりするのは良くありません。

《お客様：あなた＝7：3》といった割合で「聞き役」に回るようにします。

話をさえぎらないように相槌を入れたり適度に質問を投げ返したりと、お客様に気分良く話してもらうために反応することが大切です。

『話し好きだから接客だってきっと大丈夫！』と思っていると、なかなか売上が伸びないこともあります。

キャバクラでフリーのお客さんと仲良くなれる「会話」10選

キャバクラでフリーのお客さんと仲良くなるには「会話」が重要です！

お客さんと盛り上がりやすい話題や会話例を紹介します。

• 持ち物・服装
• 出身地
• 趣味・特技
• 食べ物
• 恋愛トーク
• 昔の武勇伝
• 好きなお酒
• 観光スポット・繁華街
• 仕事
• 時事ネタ・ニュース

詳しく見ていきましょう。

持ち物・服装

フリーのお客さんがオシャレに気を遣っていて、持ち物や服装にこだわりがある様子なら話題に出すと喜ばれるでしょう。

ユニセックスなブランドなら「私も欲しいと思ってたから、近くでよく見てもいいですか？」と言ってお客さんとの距離を詰められます◎

自分があまりブランドや男性の服装などに詳しくない場合は、素直に「私はあまり詳しくないけどこのアクセサリーが素敵だから、〇〇さんに教えてほしいです。」などと言ってみるのもオススメです。

「染まっていない子」「男慣れしていない子」が好きなお客さんにとっては、非常にうれしい反応になりますよ！

持ち物や服装を褒められて嫌がる人はあまりいないので、フリーのお客さんとの会話に苦手意識がある人は、お客さんをよく見るようにしてみましょう。

出身地

出身地に関する会話もキャバクラでよく話される内容の1つです。

出身地が近ければ会話が盛り上がりやすく、「地元のノリをわかってくれる！」と気に入ってもらえるパターンもあります。

方言を使っているお客さんには「関西ですか？聞きなれないからすごく新鮮！」などと、ややオーバーリアクションで興味を示すと、詳しく話しだしてくれるかもしれません。

また「福岡に友達と行く予定があるのでオススメのお店教えて下さい！」などとお客さんの地元について自分から話を広げることもできますよ。

お客さんの出身地の位置や名産品などを何も知らないと、「わからないのに出身地の話題を振ったのか」とあきれられてしまうこともあるので、ある程度知識を入れておくのがよいでしょう。

趣味・特技

趣味・特技の話もフリーのお客さんとの会話では鉄板です。

「お休みの日はどんなことをして過ごされているんですか？」と聞いてみると、趣味の話へ広がっていきやすいです。

趣味や特技が共通のものであれば一気に仲良くなりやすく、反対にわからないものであれば「詳しくないからもっと教えてほしい！」と目を輝かせることでお客さんに好印象を与えられます。

趣味が競馬のお客さんとネットで馬券を買って一緒に楽しんだところ、馬券が当たるたびに本指名で報告に来てくれるようになったキャストもいますよ。

趣味や特技が決して自分が詳しい分野でなくとも、会話を楽しむことでお客さんの満足度も高くなるでしょう。

食べ物

レストランと美味しそうな魚の料理

食べ物にこだわりがある人やグルメ巡りが好きな人も多いため、食べ物の話題をあげるのもオススメです。

好きな食べ物、嫌いな食べ物の話題も盛り上がりやすいです。まれなケースですが、偏食あるあるで盛り上がることもあります。

グルメ巡りが好きなお客さんなら、「今度一緒に行きませんか？」と同伴のお誘いもできます。

しかし通なフリをして話題を振ったにもかかわらず、周辺のご飯屋さんを全然知らないとなるとお客さんをがっかりさせてしまうので、下調べは必ずしておきましょう。

「世界各国の料理を食べに行くのにハマっている」など、食べ物ネタを用意しておくとお客さんも食いつきやすいですよ。

恋愛トーク

ピンクのハートを持つ男性の手元のクローズアップ

恋愛に関する話は男女ともに盛り上がる話題です。

好きな異性のタイプなら、好きな芸能人や理想のタイプ、フェチなど話が広がりやすいです。

注意したいのが、自分の好きなタイプを聞かれたときにイケメン芸能人の名前をあげてしまうこと。理想が高いと思われたり、自分には興味がないだろうと思われたりしてしまう可能性があります。

アイドルなどではなく、お笑い芸人やお客さんに雰囲気が近い俳優などを答えるのがベストです。

「一緒に楽しい話ができる人が好きだから。」「〇〇さんみたいな顔の系統がタイプ」と言えば、お客さんも「チャンスがあるかも？」と思ってくれるでしょう。

過去の恋愛トークでも、お客さんと正反対のタイプと付き合っていた話などはNG。あくまでもお客さんにも当てはまりそうな人が好きだという言い回しが大切ですよ◎

昔の武勇伝

昔の武勇伝を語ってもらうのも、会話テクニックの1つです。

とくに少し年齢を重ねた男性は、武勇伝を語るのが好きな傾向があります。

「今もですけど、学生時代絶対モテてましたよね？」などと振ると、武勇伝をうれしそうに語ってくれるお客さんも多いです。

盛って話しているな、嘘かもしれないと思っても、肯定するリアクションを意識しましょう。

気持ちよく話せる相手だと思ってもらえると、少しでも良い顔を見せたいお客さんは「もっと飲んでいいよ！」「場内するよ！」などキャストが喜ぶことをしてくれるかもしれません。

武勇伝を語ってもらい、上手く聞き役に徹することでお客さんのほうから場を盛り上げてくれることもありますよ！

好きなお酒

白ワインが入っている多数のワイングラス

お酒が好きそうなお客さんなら、好きなお酒の種類を聞いてみるのもいいでしょう。

自分も同じお酒が好きだったり、飲んだことのないお酒だったりしたら「一緒に飲みませんか？」とドリンクをお願いすることもできます。

お酒の失敗談などは引かれてしまう可能性があるので、できれば相手の失敗談を聞いてから話しても大丈夫かを見極めるのがオススメです。

自分もお酒が好きなことがアピールできれば、「お酒好きならどんどん飲みなよ！」などとドリンクをくれたり、「盛り上がったし、このまま席にいていいよ〜」なんて場内指名をもらえることもあるでしょう。

変わったお酒が好きなお客さんなら、「飲めるお店に連れて行ってほしい」とお願いして会う約束を取り付けることもできるので、お酒の話題はキャストにとってプラスになることがいくつもありますよ。

観光スポット・繁華街

これまでに行った旅行先の観光スポットや楽しかった繁華街の話も会話が広がりやすいです。

出張や旅行の多いお客さんは、「沖縄のキャバクラは〇〇な子が多いよ！」などと教えてくれて、盛り上がることも多いでしょう。

また近くに観光地・繁華街がある場合は、話の流れで誘い、同伴につなげられるチャンスもあります。

キャバクラ巡りが好きなお客さんもいるため、他のキャバクラに行ってから自分のお店に来てくれる同伴のパターンもありますよ！

普段はなかなか行けないので、他店の雰囲気を見たり実際に接客を受けて学べたりするのもうれしいですよね。

他のお客さんに絡んで営業行為をすると他店に迷惑がかかってしまうので、マナーはわきまえるのは必須です。

フリーのお客さんとの話題作りのためには、働いているお店の近くの観光スポット・繁華街の情報などはこまめに仕入れておくのがベストです。

仕事

キャバクラの仕事に興味があるお客さんには、業界用語やハンドサインなどの話をすると興味深く聞いてくれるでしょう。

キャストの“おしぼりのサイン”や“アイスペール交換のサイン”などをレクチャーすると、「自分もやってみたい！」とお客さん自身が黒服（ボーイ）にサインを出して盛り上がることがあります。

さらに会話のあとにサインを出すと、お客さんが「今のつめしぼでしょ？」とクイズ形式になって、普段注目されないところでも会話が広がることもありますよ。

「キャバクラって実際バチバチなの？」など女の子同士の裏事情を聞かれることも多いですが、ペラペラ話してしまうのは避けてくださいね。

反対に、自分の職業について話すことに抵抗のないお客さんなら仕事関連の話を聞いてみましょう！

仕事内容をお互いに話すことで、知識欲が満たされ一緒に楽しめますよ。

まとめ

人気を左右する大きなポイントは、トーク力です。愛想のない女の子を何度も指名したり、ボトルを注文して応援しようとしたりするお客さんはいません。

ただ大げさなリアクションを続ければ場が盛り上がるというものでもなく、トーク技術は大きな悩みの種です。お客さんがお酒だけではなく、トークを楽しめるよう、細やかな配慮が求められます。

今回ご紹介したトークのポイントや、苦手な話題を振られた場合の対処法を参考に、お客さんから「また話したい」と思ってもらえるようなキャストを目指してください。

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